土曜の朝早い特急ひたちで東京へ
いわきから行きやすいんだな 東京
目的は新作歌舞伎FF-X
ゲームの方は10年ぐらい前?に1回クリアしたけど
予習として始めた2周目はまだ中盤っす(^^;
なんか しばらく東京行ってなかったから
東京の歩き方下手になったわ 地下鉄の乗り換えとか
一番頻繁に行ってたハロオタ時代は 路線図とかけっこう
頭ん中入ってたんですけどね ”老い”もあるか
公演会場は豊洲市場のすぐ近くってことで
少し早めについて寄り道
観光客はかなりの人数来てましたけど
11時ごろだったんでセリも終わってた
海鮮系の飲食店もいくつかあったんですが
どこも行列でしたね
値段は・・けっこうお高め (^^;
もっと朝早い活気のある時間に来てみたい
ステージアラウンド東京
この会場なくなっちゃうの? 残念
この日はあいにくの雨でしたが
お客さん わんさか来てました ほぼ毎日満員御礼らしい
客層はいわゆる歌舞伎ファンという人は少なめ
着物姿の方とかは役者さんのファンの方かな
むしろ今まで見たことない人向けに思いっきり
間口広げた新作歌舞伎ですからね 年齢層も
いつもより若いと思う
ステージアラウンド東京と言えば超巨大パノラマスクリーン
自分の視界と同じぐらいの角度でFFの超美麗グラフィックの
世界が大画面に映し出されて その前だったり舞台セットで
役者が芝居するというもの
客席が動くのも面白いんだけど(投影した映像も一緒に動いたりすると
ほとんどわかんないぐらい) まぁこの感覚は是非現地で味わってほしい
デカいVRゴーグルの中にいるみたいな感じと
例えておきます
まぁこういうちょっと特殊な舞台機構と
最新の映像テクノロジーと日本古来の歌舞伎との融合
ってことで もうそれだけでも面白そうですし
ここに題材がFF10となれば見に行くしかないでしょ
と、発表があった時点で即決した
先に言ってしまうと 歌舞伎の色はかなり薄め
セリフの言葉使いとかも現代語だし ほぼほぼ普通の2.5次元お芝居
あえて歌舞伎色を濃い目に出すパートもあるにはあります
ただ、芝居の中での名場面では きっちり
要所要所で歌舞伎特有の演出が入ります 伴奏音楽はもちろん
和楽器を使いますし(FF楽曲の和楽器verがかなり雰囲気あって◎)
足音だったり見得の場面なんかではちゃんとツケが打たれます
動作を強調する効果音 ということなんで よさこいの鳴子も
同じような効果があるなと感じたり(^^)
この各キャラクターの登場の場面での名乗りと見得を切る場面が
かっこよすぎてしびれます
休憩抜いても前後編でトータル6時間半ぐらいはあるんで
見どころもたくさんあるのですけど バトルシーンの
歌舞伎的演出とか召喚獣の一斉毛振りとかすげーワクワク
そういう舞台演出とかは事前に公式youtubeでも
だいぶネタバレ出てますね(^^;
お芝居の中身としては 20年も前のゲームだけど
もともとのストーリーがわかりやすいし、せつねーし・・
それを一流の役者さんたちが演じてるから ファンタジーモノ
とは分かりつつキチンと感情移入出来ちゃうのですよ
ちょっと泣かせに来てる場面もありますしね
個人的には歌舞伎の女形すげー と感心したわ
本当に女性に見えてくる
意外と・・まだYOSAではやってない・・か?
ステージアラウンド東京っていう特殊空間だからこその
没入感というのもあるのでしょうけども
この作品の舞台となっているスピラの各地の映像や
雰囲気ある楽曲 、役者の表現力と歌舞伎の演出技法を
うまく融合させた和洋折衷の極上のエンタメショーでした
長丁場の公演時間も全然苦にならなかったし
めちゃくちゃ惹き込まれたなぁ
前説でオオアカ屋(ゲーム内に登場する商人)が
お客さんにアンケートとってたけど 歌舞伎初めての
人が多かったのはもちろん FFやったことない人が
半分ぐらい見に来てたのも意外(^^;;
原作ゲーム未プレイでも意味は分かると思うけど
やってた方が倍楽しめると思う
しかし、ホント今の世を予言してたかのようなお話だよなぁ
尾上菊之助さんがコロナ禍の自粛期間にこのゲームやって着想を
得たということですけど 今のこのご時世と重なる部分が
ありすぎていろいろ考えさせられたわ
今は8波が収まって9派が来る前の束の間のナギ節なのか?
チケット代はかなりお高いですけど
見る価値ありだし 出来ることならもう一回見たい
あ、あと、ゲームの中では語られなかった
シーモアが闇堕ちした原因とかの設定 この歌舞伎の中で
はちゃんと描かれてます
最後にフォトコールとして 演者さんが全員出てきた時に
写真撮影タイムあり
獅童アーロン目の前でファンサしてたよ
最近のコメント